加齢で衰える”3つ”の運動機能とは

加齢で衰える運動機能は3つに集約できる!?

加齢に伴って衰える運動機能は3つに集約できると私は考えています。
その3つとは、「柔軟性」「筋力」「バランス能力」です。


たった3つと思うかもしれませんが、全身のすべての部位でこれら機能が衰えていくのです。

全身のすべての部位とは、例えば人間には265個の骨があって、それぞれが関節を作り、さらに600を超える筋肉があるのです。そして、これらの全ての機能が衰えるということなのです。そう考えると、衰えるのを防ぐというのはとても難しいと感じるかもしれません。

しかし、実際には「柔軟性」「筋力」「バランス能力」ともに、最も衰えやすい部位があり、それを維持することで、全身の機能が維持しやすくなるのです。

このサイトでは、その3つの機能について、どこが衰えやすくて、そしてどのようにしたらそれを予防することができるのか、そういったことについて説明していきたいと思います。

このコラムをいま読んでくださっている方は、少なくとも「健康で長生きしたい」という想いをしっかり持っている方だと思います。その想いをさらに強く持っていただき、このサイトに書いてある内容をしっかり理解してください。そして「健康で長生きしたい」という強い想いを持って、必要な運動を継続してください。そのことで、「より健康で」「より若く」「より長寿で」「より生きがいを持った」人生を送ることができれば、私はとても嬉しく思います。

園部 俊晴

園部 俊晴そのべ としはる

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理学療法士。コンディション・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)所長。足・膝・股関節など、整形外科領域の下肢障害を専門としている。故、入谷誠の一番弟子。一般からスポーツ選手まで幅広く支持され、、多くの一流アスリートや著名人などの療術も多く手掛ける。身体の運動連鎖や歩行に関する研究および文献多数。著書多数。新聞、雑誌、テレビなどのメディアにも多く取り上げられる。また、運動連鎖を応用した概念は、専門家からの評価も高く全国各地で講演活動を行う。

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